三重の工務店 外装リフォーム事例―瓦職人の技―
施工事例
2020.12.25
今回紹介する施工事例は、屋根と外壁の大規模リフォームです。
お施主様にとってとても愛着のある日本瓦の住まいですが、築年数が50年以上経ち雨漏りにも悩まされていたためリフォームを決意されました。
外装リフォームの中でも屋根・外壁それぞれを「葺き替え」「張り替え」をしました。
屋根の葺き替えとは、既存の屋根材を剥がし新しい屋根材に替えることを言います。
塗り替えや重ね葺きと違い、屋根材を剥がすことで下地の状況を把握することもできます。下地の木材のやり替えと合わせ、当時防水の役割をとして使われていた「杉皮」から現代の防水機能のあるシート材「ゴムアスファルトルーフィング」に施工し直しました。
下地に関しては社員大工・専属大工が行ない、屋根の仕上げは瓦職人さんで行ないます。
瓦職人が減っている中でも信頼のおける熟練の職人さんがきれいに葺き上げてくれ、お客様にも大変喜んでいただけました。いぶし銀の上品な風合いの日本瓦が素敵です。
外壁に関しては、既存で使われていた「木製」ですと耐久性や火事に弱いので、耐候性・防火性に優れた「窯業系サイディング」へ張り替えました。
屋根と同じく老朽化していた下地も補修できました。サイディングには様々な色柄デザインがあるので、お施主様と担当スタッフとで外観の趣を保つように深みのあるグリーンの上品な木目調を選び採用しました。
風雨や紫外線から家の構造を守る屋根・外壁は建物の中で大切な部位です。お客様が大切な住まいで安心して暮らしていただけるよう、山口工務店では「営業スタッフ・現場監督・専属大工・協力業者」が一体となりご提案し工事をさせていただきます。
伊勢ショールーム・志摩ショールームでは新築だけでなくリフォームのご相談も承っております。豊富な経験と実績がありますので、建物のことでしたら何でもお気軽にご相談ください。
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