三重を中心に公共建築・商業施設・新築注文住宅・リフォーム工事は山口工務店

株式会社 山口工務店

スタッフ紹介_設計チーム 世木 誠 Part.2

スタッフ紹介

2019.11.06

設計チームの一員としてキャリアを積んできた世木。現在は「工事用図面」の作成を数多く手がけています。

お客さまに設計プランをご提案する際にご覧いただく設計図面は、キッチンやリビングなどの間取りが描かれた平面図や外観のパースを描いたイメージ図などですが、建築現場で使われる図面はそれだけではありません。

「一軒のお家を建てるのに20枚以上の図面を描くこともあります」と世木。

間取りが描かれた平面図には窓の詳しい位置や種類、各部屋の段差、作り付けの棚やカウンターの高さなどさまざまな情報を設計士が記載していきます。

他にも建物の外観を東西南北の方向から見た様子を描いた「立面図」や、建物と敷地の位置関係を詳細に説明する「配置図」、建物の断面を描いた「矩計図(かなばかりず)」など、複数枚に及びます。一軒のお家を建てる上では多種多様な設計図面が必要になるのです。

こうした工事用図面を設計士が作成するわけですが、設計士の仕事は図面を描いて終わりではありません。

「建築現場に足を運んで図面通りに工事が進んでいるかを確認したり、細かな箇所についてはその場で大工さんや職人さんに説明をする事もあります。」

多い時は完成までに10回以上現場を訪れることもあるといいます。施工管理の担当者とともに、現場がスムーズに工事を進められるように日々取り組んでいるのです。

「この仕事に就くまでは設計士というと図面に向き合う仕事というイメージだったのですが、実際にはお客さまや建築現場の職人さんとも身近に接する機会が多く、家づくりの現場に立ち会っている実感が強いです。」

現場は「教科書」であり、自らの仕事の「舞台」でもあるのです。

上棟式などでお客さまから「ありがとう」のお言葉をいただくのが何よりの励みになるという世木。

「常にお客さまの目線に立って、どうすればよりご満足いただける暮らしを実現できるか、細部にこだわって設計にあたっています。お客さまから“自分に任せて良かった”と言われる存在になれるように勉強を重ねています。」

山口工務店の次代を担う設計士へと、世木は日々、図面を携えて現場に足を運んでいます。

山口工務店の新築
リノベーション事例を見てみる♪

 

動画で山口工務店の建物を見てみる