全社一丸で｢真の技術力を身に付ける｣-外部講師研修に学ぶ-三重県の建設工事は山口工務店

経営計画「寄り添う心で人を育て 真の実力を身に付ける」

・仲間の心に寄り添って、真の実力を備えた社員を育成する。
・お客様に寄り添い、期待を超える真の技術力・人間力を身に付ける。
経営計画実現のため山口工務店では2022年から約2年間に渡り、外部講師による全社研修を継続実施しています。
2022年研修の様子▼

師事を頂いているのはハタコンサルタント株式会社様。https://hata-web.com/

ハタコンサルタント㈱様は建設業に特化したコンサルをされておりコンサル実績は２５年、研修受講生２２万人、現場指導６,０００件の経歴お持ちになる会社です。
代表取締役の降旗様を始め、講師・コンサルタントは全員が建設業経験者である事から実際の現場に即した学びを体験を交え経験豊な講師陣の方々から教えて頂いています。

取締役 降旗様にご講義頂いた回▼

研修は山口社長を筆頭に専務・常務・事業部長参加のもと、現場監督、設計士、営業、積算、工務サポート業に就く社員が一同に会して共に学びを得ています。

役割違う社員同士を１つのグループに組み入れ１つの課題に挑戦する実践型の講義が多く、グループワークで課題制作を行い発表する等、グループ毎の発表時間もあるため、皆ど真剣に力を合わせ課題に挑みます！

課題を進める中で、現場監督や設計士、営業やサポート役の事務方の業務を相互学習できる事もこの研修の貴重な所と感じています。｢仲間の仕事を知る｣という事は心を寄り添わせる第一歩になると思うからです。
監督や設計士がどれほど熟考し現場を進めているか、営業が見積にどんな意識で向き合っているかを共に学ぶ間に伝わる物があり自身の向上心に繋がっていると思います。

研修内容は「品質管理・工程管理・原価管理」を中心に各回に分け教えを頂いています。
例えば品質管理基本として現場写真の撮影方法、施工計画書の確認方法、土工事の基礎等の基本確認から、コンクリート打設に掛かる数量拾等、実際の現場であったらと考える設問が多く、現場にまつわるあらゆる項目に焦点を当て講義が構成されています。
 

講義中の様子▼　
現場監督、設計士、営業、工務事務、営業事務が一丸となり課題に挑戦します。

研修のほんの1部ですが、取り上げますと月間・週間工程表作成、歩掛りの作成、工程の山崩しなど様々な状況を把握し最適な工程を組み上げる事の重要さを学ばせてもらいました。
チーム内の現場監督に教えてもらいながらでも作成が難しかった筆者ですが、自身の仕事に置き換えて効率を上げる事を心がけようと思います。

また原価管理については実行予算書を作成する演習や工事計画をチーム毎に組み立てて、いかに経費を押させ工期に配慮した計画ができるかの演習があったりと、ほぼ実践の内容になっていて、知らない事が沢山出てくるのでチームでたくさん会話をして回答を絞り出していく事が醍醐味でもある研修です。

このように、コンサルティング研修を重ねながらステップアップした知識・経験をお客様のご期待を超える建物づくりとパフォーマンスに代えてご提供できるよう、社員一同レベル向上に努めて参ります。

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